ヴィパッサナー瞑想 パニック障害 精神疾患 治療 使うのは危険

ヴィパッサナー瞑想をパニック障害や精神疾患の治療に使うのは危険?

ヴィパッサナー瞑想は心の手術・心を正す為に行う瞑想だという事は良く言われている事です。

 

 

こう聞くと、パニック障害や精神的疾患・うつ病など、精神的に病んでいる状態を克服する為に利用する事ができるのでは?とも考えてしまいがちですが、ヴィパッサナー瞑想をそういった治療に使うという試みは良くないものとされています。

 

これについては、瞑想の主催者側も明確にその旨を記載していますし、今現在心が不安定な状態である場合は、深い瞑想に入るのは危険ですので避けた方が良いと思います。

 

 

ヴィパッサナー瞑想は、心を平常に保ち、心の平安・静寂・ニュートラルな精神状態を保つものですので、そもそもそういう状態に程遠い精神状況にあるという場合は、自分の心・体の隅々まで深く観察し向き合う瞑想は治療に適しません。

 

 

精神が不安定な状態にあるのにも関わらず瞑想に取り組み、余計に症状が悪化してしまったり、混乱状態になってしまったという例もありますので、そういった場合は、まずはヒーリングや治療を行い心をリラックスさせるという事を目指すようにする方が良いと思います。

 

合宿においては症状が悪化してしまい、10日間泣きながらもがき苦しんだり、途中で脱落してしまったりという例も中にはあるようです。

 

ヴィパッサナー瞑想は自我のコントロール・高い集中力は必須ですので、そういった事が可能な精神状態で望むようにした方が良いです。

 

 

また、この他にもヨガや瞑想・デトックスにも関連して来るものとして、好転反応・瞑眩現象というものがありますが、これは体にとって良い行いをしているにも関わらず一時的に状態が悪い方に向かってしまったり極端に悪化してしまうといういわば浄化の前の反作用やリバウンドのようなものがあります。

 

こういう現象は瞑想に関わらず、病気・健康など様々な取り組みにおいて起こり得る事象ですので、何か新しい物事に取り組む場合には注意が必要です。

 

 

また、この好転反応については、人によって様々で、期間が短い場合もあれば、長い期間苦しむという場合もありますので、瞑想に取り組む際も、こういうものを理解して、実践すれば必ずすぐに結果が出て良い方向へ向かうのでは無く、反対に悪くなるという事もあるという事は理解しておいた方が良いです。

 

 

このような事があるという事も精神的な病気の治療に向かない理由なのかもしれません。

 

 

実際に長い期間深い瞑想状態に入ると、とても神経が過敏になり、繊細な事にでも過剰に反応してしまったりという事は起きます。

 

 

勿論、それはいつでも心を静寂に保ち客観的に自己を観察し続けるヴィパッサナー瞑想においては良く無い事なのかもしれませんが、そうは言ってもいつでも完璧な瞑想状態に入るという事は難しいですし、時には雑念が入ってしまいおかしな方向に行ってしまうという事もあると思います。

 

 

また、心が浄化された為に些細な事に感動してしまっているという状態になっているという事も考えられます。

 

 

この辺は難しい所ですが、取り組みはシンプルでも奥はとてつもなく深いものですので、実践する場合には病気等は必ず治療し、安定した状態で取り組むようにしましょう。