ヴィパッサナー瞑想 5日目

5日目

ヴィパッサナー瞑想も中盤に差し掛かる。

 

とは言え、ヴィパッサナー瞑想自体は習ったばかりなので、ここからはひたすらヴィパッサナー瞑想の実践あるのみ!

 

 

グループ瞑想では、例によって素敵な声の主の女性が、徐々にアドバイスをしてくれる。

 

頭からつま先まで進むと、今度はつま先から頭までの往復で身体の表面を感じて行く。

 

イメージで言うと、自分の身体をスキャンしている感じ。

 

 

頭からつま先まで、何度も何度も身体を感じて行く。

 

 

また、グループ瞑想では、なるだけ身体を動かさないようにする事を推奨されている。

 

身体をベストポジションに持っていったら、なるべくそこから動かない。

 

ヴィパッサナー瞑想は感覚からの反応を消す為のものでもあるので、例えば身体のどこかが痒いと思っても、すぐにはかいたりせず、しばらくかゆいという事実を静観してみる。気づいて理解し静観しているとやがては消えて行く事に気が付く。

 

んーアニッチャー!と感じた。

 

 

この頃から、ヴィパッサナー瞑想に夢中になっていて、あぐらをかく姿勢にも全く疲れを感じなくなり、本当に不思議だが、辛いという思いが一切なくなった。

 

何時間でも出来る!
終わってもすぐには立ち上がらない。
なんだか達観してきた?と、心がとても穏やかな気がしてきていた。

 

まぁ、まだ勘違いレベルではあるのかもしれないが、初日から見たら、嫌が良いになった訳で、こんな短期間で心は変わるのだな、と驚いた自分もいた。

 

 

そういえば、休憩時間は何をしていたのかと言えば、ここは見渡す限り山ばかりの自然の豊富な小高い丘。

 

日当たりもとても良く風も気持ちいい。

 

それに寝っ転がれるビーチチェア?のようなものがあり、それがとても気に入ってしまったので、直射日光を避けてその上に横になっていた。

 

ダンマーディッチャには、このビーチチェアが男性の場所だけでも5〜6個位あったので、いつもここに寝転がっていた。

 

 

とても気持ちが良いのである。

 

 

他にも使っていないテントの土台なども横になれるスペースがあるので、各自自由に過ごしていた。

 

 

60人位の人間と生活を共にするも、口を聞いた人間が一人としていない、いつも一緒に食事を摂る人間の事を何一つ知らないというのも異次元体験でなかなかおもしろい。

 

モノとか落として拾ってあげる時も、笑顔も目も合わせないからなんだか変な感じ…

 

皆が自閉症にでもなってしまったかのようなおかしな空間。

 

だが、もはやそれも普通になってしまっていた。